「その入金ちょっと待った!」ビットコインとは?〜最低限の基礎知識を徹底解説!

ビットコインとは

ビットコインを簡単に言うと「仮想通貨」です。つまり「仮想」の「通貨」という意味です。「通貨」という言葉、そして「コイン」という言葉からわかる通りビットコインはお金です。円やドル、ユーロと同じく「お金」であるため、通貨の単位が存在します。ビットコインの単位はBTCと表記されます。1ドルや1円と同じく1BTC(1ビットコイン)と数えることが出来ます。しかしながら、ビットコインは「仮想」の通貨であるので手に取って目に見える姿形が存在しません。つまり現実世界にBと書かれているコインが存在しているわけではないのです。

P2Pとは

従来のコンピューターネットワークは「サーバー」と「クライアント」に分かれていました。例えば検索やメールサービスなどを提供してくれる企業の巨大コンピューターが「サーバー」にあたり、我々が自宅でカチャカチャしているマイパソコンが「クライアント」にあたります。つまり我々は「サーバー」と呼ばれる巨大コンピューターにアクセスすることでヤフーやグーグルなどを利用していたのです。しかしここで、サーバーを介さず直接やりとり出来ればもっと便利になるのでは?という考えが生まれたのです。やがてサーバーは除け者扱いされ、クライアント同士で直接ファイルをやりとりするために様々なP2P共有ファイルが開発されました。ビットコインの話に戻ると、ビットコインはこのP2Pの環境で稼働しているため、中央管理者が存在しません。ビットコインのネットワークに参加しているコンピュータそれぞれにプログラムがインストールされています。そこで、ビットコインのプログラムを調べて手を加えれば、技術のある人ならば新しい仮想通貨を作ることができます。

一般的な仮想通貨の例

仮想通貨としてイメージしやすい例で挙げられるのが、オンラインゲーム内の通貨です。ゲーム内で円やドルを支払ってゲーム内専用の通貨を手に入れることで、その通貨を使ってアイテムなどを購入することが可能になります。つまり、ゲーム内でのみ使える仮想の通貨です。他にも、特定のWebサイトのみで使える仮想通貨も存在します。例えば利用登録の際に1000円で1000ポイントを購入し、その1000ポイントで有料サービスを購入するという仕組みを利用しているWebサイトも存在します。そのWebサイト内でのみ利用可能な仮想の通貨です。ビットコインもこれと似ていて、ビットコインを手に入れた場合、ビットコインが使える所で物やサービスを購入することが可能になります。また、近年ではインターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用できるデータ上の通貨のうち、特定の政府や銀行などが発行・管理をしていないものを仮想通貨と呼ぶことも多くあります。

ビットコインとの違い

では、先に紹介したような仮想通貨とビットコインは何が違うのでしょうか。じつは存在している理由が決定的に違うのです。特定のゲームやWebサイト内で使える仮想通貨は、企業単位で作られています。仮想通貨の運営主体(ゲームやWebサイトの運営会社)が利益を上げるために利用者を囲い込みます。
一方のビットコインは円やドルという国家単位で運営されている通貨と同様に経済活動を円滑に進めるために作られた仮想通貨なのです。ビットコインは世界中で日常生活に使えるようにすることを目指して作られています。パソコンやスマートフォンをお財布代わりにすることで、紙幣や硬貨などを持たずに物の売買が済む世界の実現を目指してつくられています。まだまだ発展途上ではあるのですが、ドルや円より便利で、安定して世界中で使える次世代の通貨となるでしょう。

電子マネーとの違い

電子マネーとは電子的なデータによって決済される手段のことで、紙幣や硬貨を使わずに済むメリットがあります。例えば、オンラインで決済するものもあればコンビニや電車に乗る時のような非接触タイプもあります。これらはすでに日常生活に浸透されているものなので多くの方が馴染み深いと思います。ビットコインも電子マネーとしての側面を持ち合わせています。

ビットコインは電子マネー?

しかしながら、ビットコインは電子マネ―であるわけでは必ずしもありません。現在一般的に利用されている電子マネーはその地域で使われている通貨を使って電子的に決済を行うために存在しています。例えば日本では、利用者が所有する円を電子マネーの端末に入金したり、電子マネーでの支払い際に利用される銀行口座にお金を入れます。これにより円の硬貨や紙幣の代わりとして電子マネーが活躍し、円での支払いがより便利になります。
紙幣や硬貨を利用せず、電子的に決済していますがその実態としては円という通貨をやりとりしていることには変わりありません。これに対しビットコインは何らかの端末に円をチャージするというものではないのです。ビットコインは円やドルと並ぶ通貨そのものであるため、まず手持ちの円をビットコインに両替する必要があります。円をビットコインに両替してはじめてビットコインでの支払いが実行でき、商品の購入などが可能になります。
ビットコインは円やドルと違って仮想ではありますが通貨です。電子マネーとは、貨幣を使わないで決済できるようにするしくみのことです。仮想通貨=電子マネーではありません。

ビットコインの発行枚数上限について

ビットコインは円やドルの通貨と違って、発行枚数に上限があります。その上限数は2100万枚となっており上限に到達するとビットコインはこれ以上増えなくなってしまいます。

発行枚数の上限に達したらビットコインは買えなくなる?

上限まで達したらビットコインがすべて出回ったといえるため、新しく購入するのは不可能だと思う人もいると思います。では買えなくなるかというとそんなことはなく、ビットコインは売買による取引も行っているため、上限に達したとしても取引が継続されていれば購入することは可能です。

なぜ発行上限数があるのか

ビットコインは仮想通貨であり、データで成り立っている通貨です。データであれば際限なく増やせると考えられるため、上限を設ける必要はないと思う方も多いと思います。実際、上限を撤廃することは可能であると思われます。しかしこの上限をあえて決めるということが重要なポイントになっています。上限をあえて定めることによって希少性という価値が生まれるのです。例えば同じく投資で取引されている物で「金」が存在します。金は誰もが非常に価値のある物だと認識しているはずです。それは、金の入手は困難であり地球上で発掘可能な資源に限りがあるからなのです。金を作ることも可能ですが、莫大なエネルギーを必要とするため人工的に作るのは現状では不可能です。つまり発掘することでのみ金を入手できますが、簡単なことではありません。このため金は非常に価値のある存在となっています。また円やドルといった通貨に左右されず、その価値が全国共通なことも資源として価値がある理由にもなっているといえるでしょう。ビットコインもこの金と同様に発行上限が決められているからこそ入手可能な数に限りがあり、それ故に価値が生まれているのです。

あと何年後まで発行?

ではいったいあと何年で上限に到達してしまうのでしょうか。現段階の見解で、上限に到達するのは2140年とされています。おおよそいまから100年後であるため今生きている人間には関係ないと思うかもしれません。しかしそれは上限に達することだけを考えた場合の話です。実は99%発行されるのは2033年頃だとされています。今から数十年後にはほとんどのビットコインが発行されてしまうのです。すべてのビットコインが発行されるのが2140年ごろ、そのうち99%のビットコインが2033年に発行され、残り1%が108年かけて発行されるのです。

発行上限に達するとマイニングはされない?マイニングとは

発行上限に達してしまうとマイニングはできないと思うかもしれませんが出来ます。ビットコインが発行上限枚数に達するとマイニングをしても新規のビットコインを受け取ることはできません。しかしマイニングの報酬として取引手数料を受け取ることが出来るため、マイニングは可能なのです。マイニングというのは、簡単にいうと自分のパソコンに計算をさせることで仮想通貨を手に入れることです。ビットコインの売買を不正することなく、正常に取引するためには膨大な計算量が必要です。この計算を手伝うことでその報酬としてビットコインをもらうことが出来ます。これはビットコインに限った話ではなく、イーサリアム(ETH)やモナコイン(MONA)などにも存在します。

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