「あれ?仮想通貨が消えてる!」セキュリティについて〜大事な資産は自分で守れ!

仮想通貨は法定通貨とは違い発行者があなたの資産を保証してくれることはありません。bitFlyerのようにセキュリティ設定をしていれば、ハッキングなどにあった際に一定額まで保証してくれるところもありますが、多くの取引所では銀行のように預けた資産を保証してくれることはありません。そのため、仮想通貨投資を行うのであれば、自らでセキュリティ対策をしっかり行い資産を守る必要があります。ここでは、やっておくべきセキュリティ対策をいくつか紹介します。

パスワード

勤務先などの関係で普段からパスワード管理を口酸っぱく言われている人でない限り、ほとんどのサイトで同じパスワードを使い回してしまっているのではないでしょうか?そういった人は今すぐパスワードについて見直してください。ハッカーがパスワードを突破する際によく用いている「ブルートフォース攻撃(考えられる文字列を機械的に全部試してみるハッキング方法)」では、7桁の小文字アルファベットの文字列だと、「ほんの2秒」で解読できると言われていますが、10桁でアルファベット大文字・小文字・記号・数字を用いた文字列にすると1つのパスワードを解読するのに500年かかると言われており、解読のハッキングの危険性は大幅に下がります。しかし、そんな文字列でも意味を持つ文字列(例:coinavi@71)だとハッキングされる危険性が上がってしまうようです。また、いくらセキュリティ性の高いパスワードでも複数の仮想通貨の取引所で使ってしまうと、どこか1つでもハッキングに成功されてしまった時に被害が大きくなってしまいます。そのため、取引所ごとにパスワードを変え、可能なのであればログイン時IDとなるメールアドレスも全て同じものを使うのではなく、何パターンか使用すると良いでしょう。

二段階認証

ログインに手間がかかってしまうため、設定していない方も結構いますが、二段階認証は必ず設定しましょう。Webをよほど頻繁に使わない限り、二段階認証という言葉はあまりなじみがないと思いますが、仕組みは簡単で門がある家と同じです。そういった家では、門の鍵を開けて、その後別の鍵で玄関のドアを開けると思います。二段階認証とはこれと同じです。第2パスワードと認識していれば問題ないでしょう。ログインしようとすると、登録しているパスワードに短時間だけ有効なパスワードが送られてくるタイプや「Google Authenticator」を使うタイプがあります。国内の取引所は基本的に二段階認証のシステムがありますが、海外の取引所の一部などで二段階認証を取り入れていないところもあります。そういった取引所はセキュリティに脆弱性があるとも言えるため、よほど購入したい仮想通貨がある時以外は使用しないのが懸命です。

フィッシング

インターネットバンキングなどで行われる「フィッシング詐欺」が仮想通貨業界にも侵食し始めています。フィッシング詐欺とは、本物そっくりの偽Webサイトにログイン情報を入力させてログイン情報を盗み、それを使って本物のWebサイトにログインしてしまうというものです。ネットバンキングや仮想通貨取引所であれば、ログインされることで預金や預けた仮想通貨を勝手に送金されたりしてしまうでしょう。これを防ぐためにはサイトにアクセスする際は信頼できるリンクか確認するだけでなく、2回目以降はブックマークするなどして他のリンクからサイトにアクセスすることを極力避けると良いでしょう。

マイナーコイン

これ以降はセキュリティーというより、リスクヘッジに近い部分になります。億り人や自由億といった言葉の影響で「仮想通貨は稼げる」というイメージがあり、投資初心者や未経験者も多く参入しています。そういう時は、それを利用して騙そうとしてくる人がいることも事実です。そのため情報は複数の情報源から仕入れていく必要があります。特にマイナーな仮想通貨については、自分がコレだ!と思えないものは買わないようにした方が良いでしょう。

仮想通貨の分散管理

仮想通貨はブロックチェーンで守られてるから安全という話を聞いたことがある方も多いでしょう。ブロックチェーンの技術を元にした仮想通貨の安全性は比較的高いのは事実です。しかし、安全性が高いのはあくまで仮想通貨そのものについてです。え?となってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが法定通貨に置き換えて考えてみましょう。法定通貨は国が発行主体であるため、明日起きたら価値が0になっているなんてことは考えづらいですが、泥棒に入られる、預けている銀行が倒産する、ネット銀行がハッキングされ預金を引き出されるなどの外的要因でお金がなくなってしまうことがあります。仮想通貨もまさにこれと同じで、コインそれぞれがいくら優れていても失ってしまう可能性は捨てきれないのです。coincheckがNEMの一件のように急に取引所としての役割が果たせなくなってしまうこともあれば、いくら気をつけてもアカウントがハッキングされる可能性もあるのです。そのため、1つの取引所で全ての資産を保管するのではなく、複数の取引所で管理し、ウォレットなども併用すると良いでしょう。ウォレットとは、仮想通貨用の財布みたいなもので、USBメモリのようなもの・PCやスマホで管理するもの・紙で管理するものなど様々なものがあります。

セキュリティまとめ

パスワードは他のサイトと使い回さず、意味を持たない文字列を複数の文字種で可能な限り長くすると良い。

手間がかかっても二段階認証は設定する。

信頼できるリンクからサイトにアクセスし、2回目以降はブックマークからアクセスする。

マイナーなコインなどは特にちゃんと調べて、自己責任で買う。

資産は複数の取引所やウォレットを使い分散管理する。

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